土の種類

陶芸に使う土(粘土)は種類が豊富で、全国各地で生産されています。

一般的に信楽焼きや伊賀焼きなどはその土地にある土を用いて古くから作られています。

土が産出される場所に窯を築き、その土地の土を使用するのが一般的でした。

今では、通販や陶芸の材料を扱うお店で購入することができるので、自分の作りたいイメージから自由に土を選ぶことができます。

 

土には、成形しやすい土や鉄分の多く含んだ土、粒子の粗い土、粘り気のある土などそれぞれ特徴があるので、同じ形でを作ってみても表情はそれぞれ違って見えます。

また、粘土は粒子が荒いほど焼き上がりに際に縮む割合が少なく、粒子が細かいほど収縮率は大きくなるなどの特性があるので、初めて陶芸を経験される方はコシがあって崩れにくい土を選ぶと扱いでしょう。

釉薬の組合せでさまざまな表現が可能です。自分の好みを見つけ出していくのも楽しみのひとつです。

 

 

 

■陶芸でよく使われる土、陶冶で取り揃えている土の名前と特徴

 

信楽白土

長石という白い石が含まれていて粗めですが、焼くとその長石が表面に出てきて独特な表情を見せてくれます。適度な粘りがあり、初心者の方も比較的扱いやすいのが特徴です。

 

信楽水ひ粘土

粒子が細かく本格的な陶芸に適しています。細かくすいひ精製した粘土で、うわぐすりの発色もよく、還元焼成では、十分よく焼き締まり食器等に適した粘土です。

 

信楽赤土

信楽白土に鉄分を加えた土です。ほどよい粘りと粗さなので、陶芸初心者にとっても扱いやすい土です。焼くと赤茶色になり、落ち着いた風情ある色味になります。

 

信楽水ひ赤粘土

粒子が細かく、単味で1200℃までが安全で、他の土と合わせて使うと変化に富み面白い焼き上がりになります。

 

信楽耐熱土

耐熱食器を作る場合に使います。1180℃まで低膨張釉使用、乳濁となり艶はありません。

 

伊賀土

伊賀焼に使用され、非常に耐火土度が高く土鍋などに用いられます。味わい深い土の質感を出します。

 

京半磁器土

京都産の土で、非常にきめが細かく焼きあがりは白く透明感のある仕上がりになります。磁器土の白さと陶土の成形のしやすさを兼ね備え、還元焼成でも味があります。

 

古信楽土(荒目)

食器・花器の製作に適し、還元焼成で火色が出やすい粘土です。

 

黒土

粘土に顔料が入っている粒子の細かい土です。コシが弱いの為、少々扱いにくいところがありますが、焼き上がりは黒くモダンな印象を感じさせる土です。

 

教室に常備していない土の利用を希望する場合は、取り寄せも可能ですのでお気軽にご相談ください。

 

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